新カリキュラム(令和4年入学生から)
学校で講義を受け演習を行い、臨地実習で実践経験を養う
基礎看護学領域の実習を土台に、地域・在宅看護論領域、成人看護学領域、老年看護学領域、小児看護学領域、母性看護学領域、精神看護学領域の実習を経験し、さらに、看護の統合と実践領域の実習を積み上げます。いずれも、講義から演習、そして臨地実習と言う形で進め、主体的に学ぶ中で、既習学習の統合を図り、臨地実習へのスムーズな移行ができるように工夫しています。
1年次
領域 | 実習科目名 | 単位 時間 | 科目目標 |
---|---|---|---|
基礎 | 入院生活を理解する実習 |
2単位 60時間 |
患者や看護に関心を持ち、患者がどのような入院生活をしているのか理解し、日常生活の援助をとおして健康回復への働きかけを学ぶ。 |
基礎 | 基礎看護学実習 |
2単位 90時間 |
1. 看護過程の展開をとおして患者を理解し、基本的欲求を充足させるために患者に必要な日常生活の援助について学ぶ。 2. 患者の日常生活や診療に関わる部門の役割や機能を知り、連携の必要性を理解する。 |
地域・在宅 | 暮らしを知る実習 |
1単位 45時間 |
地域で暮らす人々を知り、健康と暮らしを支える看護師の役割を学ぶ。 |
2年次
領域 | 実習科目名 | 単位 時間 | 科目目標 |
---|---|---|---|
成人 | 急性期看護実習 |
2単位 90時間 |
急性期の対象に対して、看護過程を用いて問題解決するために必要な基礎的知識・技術・態度を修得する。 |
老年 | 施設で暮らす高齢者を理解する実習 |
2単位 60時間 |
1. 老人福祉施設の入居者との触れ合いをとおして、高齢者を理解する。 2. 高齢者施設で生活する高齢者への看護の役割を理解し、生活支援に必要な基礎的知識・技術・態度を修得する。 |
老年 | 老年看護学実習 |
2単位 60時間 |
治療や処置に対する高齢者の反応の特徴を理解し、慢性期における看護の基礎的知識・技術・態度を修得する。 |
3年次
領域 | 実習科目名 | 単位 時間 | 科目目標 |
---|---|---|---|
地域・在宅 | 地域・在宅看護論実習 |
2単位 90時間 |
地域で生活する人々の健康と暮らしを支援する基礎的知識・技術・態度を修得する。 |
成人 | 終末期看護実習 |
2単位 90時間 |
終末期の対象を総合的に理解し、QOLを高める看護を実践する能力を修得する。 |
小児 | 小児看護学実習 |
2単位 90時間 |
1. 健康な乳幼児の特徴を知り、成長・発達段階に応じた看護を行うための基礎的知識・技術・態度を修得する。 2. 健康障がいのある小児とその家族に対して、成長・発達に適した小児看護の知識・技術・態度を修得する。 |
母性 | 母性看護学実習 |
2単位 90時間 |
1. 妊娠・分娩・産褥及び新生児期にある対象を理解する。 2. 母子に必要な看護援助を実践する基礎的知識・技術・態度を修得する。 |
精神 |
精神看護学実習 |
2単位 90時間 |
精神に障害がある対象に応じた看護を実践するための基礎的知識・技術・態度を修得する。 |
看護の統合と実践 |
統合実習 |
2単位 90時間 |
チームナーシングを実践する中で、臨床判断能力を高め、看護実践する基礎的知識・技術・態度を修得する。 |
旧カリキュラム
学校で講義を受け演習を行い、臨地実習で実践経験を養う基礎看護学実習を土台に、成人・老年・小児・母性・精神看護学実習を経験し、さらに、在宅看護論実習と総合実習を積み上げます。いずれも、講義から演習、そして臨地実習という形で進め、主体的に学ぶ中で、既習学習の統合を図り、臨地実習へのスムーズな移行ができるように工夫しています。
1年次
臨地実習科目 | 単位(時間) | 科目目標・概要 |
---|---|---|
基礎看護学実習I | 1(45時間) | 病院での看護の見学や患者とのコミュニケーションを通して患者や看護に関心を持ち、患者に適した看護技術を原理・原則を踏まえて実施する。 |
基礎看護学実習II | 2(90時間) | 看護過程の展開を通して患者を理解し、基本的欲求を充足させるために患者に適した日常生活の援助を実施する。 |
2年次
臨地実習科目 | 単位(時間) | 科目目標・概要 |
---|---|---|
成人看護学実習I | 2(90時間) | 健康障害のある成人の回復期・慢性期のいずれかの対象に対し、看護過程を用いて問題解決するために必要な基礎的知識、技術、態度を修得する。 |
成人看護学実習II | 2(90時間) | 成人の急性期の対象に対して、看護過程を用いて問題解決するために必要な基礎的知識、技術、態度を修得する。 |
老年看護学実習I | 2(90時間) | 健康障害のある高齢者に対し、看護過程を用いて問題解決するために必要な基礎的知識、技術、態度を修得する。 |
老年看護学実習II | 2(90時間) |
|
3年次
臨地実習科目 | 単位(時間) | 科目目標・概要 |
---|---|---|
成人看護学実習III | 2 (90時間) | 終末期の対象を総合的に理解し、QOLを高める看護を実践する能力を修得する。 |
小児看護学実習 | 2 (90時間) |
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母性看護学実習 | 2 (90時間) | 妊娠・分娩・産褥及び新生児期にある対象を理解し、対象に適した看護を実践するために必要な基礎的知識、技術、態度を修得する。 |
精神看護学実習 | 2 (90時間) |
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在宅看護論実習 | 2 (90時間) |
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総合実習 | 2 (90時間) | チームナーシングを実践する中で、看護の優先度や判断能力を高め総合的に看護を実践するための基礎的知識、技術、態度を修得する。 |
主な実習施設
主たる実習病院は高度医療を行っている急性期の病院です。一病棟の学生数を3人から4人とし、主な実習は一病棟に一人の教員と臨床看護師が専任で指導することで、安心で充実した学習を支援し、看護技術が多く経験できるよう環境を整えています。
独立行政法人 国立病院機構 東尾張病院
実習内容
精神
所在地
名古屋市守山区大森北2丁目
医療法人陽和会 春日井リハビリテーション病院
実習内容
老年
所在地
春日井市神屋町