動物病院での看護経験を経て、現在は小牧市民病院の脳外科に勤務する佐々さん。かすこまを選んだ理由や受験エピソードについて伺いました。
Q.看護師を目指した理由は?
私は元々、動物の看護師をしていました。ある日、ペットの処置を目の当たりにして倒れてしまった飼い主さんがいらっしゃって、看護師でありながら何もできなかった自分に対して悔しさを感じました。そこで「動物だけではなく人間も看ることができる看護師になりたい」と決意しました。
脳外科を希望したのは、脳の損傷や機能障害などがある患者さんとのコミュニケーションには、言葉が話せない動物を看護した私の経験が活かせると思ったからです。
小さい頃から「将来は人と人を橋渡しする存在になりたい」と思っていたため、患者さんと他の医療者をつなぐことができる看護師は、私にとって魅力的な仕事です。
Q.公立春日井小牧看護専門学校に決めた理由は?
社会人から学生に戻るとなると、まずは金銭面の不安がよぎりました。そこで、学費を比較したり、国の制度である『教育訓練給付金制度』に対応した学校を探した結果、かすこまが見つかりました。
さっそくオープンキャンバスに参加してみると、私以外にも社会人の方が複数人参加されていて安心しました。また、驚くほど先生と学生の距離が近く、質問に丁寧に答えてくださるメリハリのある雰囲気が印象的でした。すぐに「ここで学んでいきたい」と思い、社会人入学試験を受験しました。
Q.公立春日井小牧看護専門学校の良いところは?
入学前は、高校を卒業したばかりの同級生とうまくやっていけるか不安でしたが、現役生も社会人も関係なく、3年間切磋琢磨して過ごせたことが大きな経験となりました。
また、担任だけではなく他の先生方も親身に相談に乗ってくれるなど、とにかく先生の人柄が温かいです。もちろん時には厳しく指導していただくこともありましたが、実際に現場に出ると納得できる場面がたくさんあり、本当にありがたかったと思います。看護師国家試験前に先生方からいただいたお守りは、今でも大切にしています。
Q.受験生の皆さんへ
3年制のかすこまは、4年制の学校と比べると忙しく大変さを感じた場面もありますが、ここで培った全ての経験がいま現場で活きています。
かすこまは温かい雰囲気だけでなくサポート体制が整っていて、充実した学生生活を送ることができました。仕事のステップアップを目標に入学しましたが、人間としても成長でき、かすこまを選んで本当に良かったと思います。
皆さんも後悔のないように、自分に合った学校選びができることを祈っています。